【東北大生向け】エリア別 仙台で住むならここ!
こんにちは、白黒と申します。
今回は東北大生向けに、仙台で住むならどこがいいのかについてお話していこうと思います。
東北大は宮城県外から入学する人も多いので、どこに住むのがよいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
実際、私も九州から東北大学に進学したので内見もできず、物件探しには苦労しました。
ですのでこの記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
キャンパスについて
おすすめのエリアを紹介していく前に、東北大学のキャンパスに関する情報をお伝えしようと思います。
川内キャンパス
全学教育の講義が行われるので、1年生~2年生の中盤までは全員が通うことになるキャンパスです。
また、文学部・教育学部・法学部・経済学部といった文系学部が設置されているので、文系の方は4年生まで通うことになる人も多いと思います。
地下鉄東西線の川内駅がキャンパス内にあるので、交通の便は良いと思います。
青葉山キャンパス
主に理系の学部や大学院の研究科が設置されています。
理学部・薬学部・工学部・農学部があるので、2年後期くらいからは理系の方の多くはこの青葉山キャンパスに通うことになります。
地下鉄東西線の青葉山駅がありますが、キャンパス自体が広いので移動は結構大変です。
星陵キャンパス
医学部・歯学部が設置されているキャンパスで、大学病院も併設されています。
最寄りの地下鉄駅は南北線の北四番丁駅ですが、少し歩くことになります。
近くにバス停もありますが、比較的平地なので自転車やバイクで通う人も多い印象です。
片平キャンパス
大学の本部が設置されており、一部の大学院の研究科があったり研究所が多く立ち並んでいます。
学部生でここに通う人は少ないかと思いますが、工学部の一部の方などは研究室配属で片平キャンパスの研究所に行くことになります。
最寄りの地下鉄駅である東西線の青葉通り一番町駅からは少し歩きますが、仙台駅からも近いうえに平地なので交通アクセスはよいです。
エリア紹介
まずは東北大生に人気の地域を、私の感覚で5つのエリアに分類してみました。
①川内・青葉山エリア
川内キャンパスや青葉山キャンパス周辺のエリアです。
家賃相場は比較的低い4万円代くらいといった感じです。
このエリアの一番の魅力は、キャンパスに近いということです。
自転車での通学ができるので交通費を節約できます。
さらに、夕食を学食で済ませることもできるので、食費も少し安く抑えられます。
しかしこのエリアにはスーパーなどが少なく、特に青葉山は周りに大学くらいしか無いので、不便な部分もあるかもしれません。
②仙台駅エリア
仙台駅西口、東口周辺のエリアです。
青葉区に属する西口側の家賃は6万円を超えるくらいになってきます。
宮城野区に入る東口側の家賃相場は西口より少し低く6万円前後です。
このエリアの魅力はなんといっても仙台駅に近いことです。
個人的には、仙台駅の周辺だけを見れば3大都市圏にも劣らないくらい発展しているように思います。
ですので、仙台駅エリアなら立地に関して不便に感じることは無いでしょう。
飲食店が周りにたくさんあるので、自炊よりも外食中心の方にはいいかもしれません。
もちろん周辺にはスーパーも十分あり、非常に立地がいい地域になります。
一方で、このエリアは片平以外のキャンパスから離れているので、バイクを持っていなければ地下鉄の定期券の購入が必要になります。
特に物価が高いということはないですが、家賃と定期券代で川内・青葉山エリアより月の生活費が2万円くらい高くなるといった感じです。
③八幡エリア
このエリアは川内キャンパスの北側に位置しており、最も多くの東北大生が暮らしている地域です。
家賃は大体4万円~5万円台前半くらいと比較的安いです。
八幡エリアは完全に住宅街といった感じで、周りにはスーパーがたくさんあります。
当然ですが仙台駅エリアよりも飲食店は少ないので、自炊中心で生活する方におすすめです。
この地域には学生寮なども多く、なかには食事付きの寮やマンションもあるので、そういった物件を探すのもよいかもしれません。
近くに地下鉄駅はなく、通学には主に自転車やバイクを使うことになります。
④片平・大手町エリア
このエリアは、仙台駅エリアの西側の地域になります。
家賃は5万~6万円台くらいと比較的高くなっています。
周辺には商店街があるので、飲食店がたくさんあります。
また、仙台の飲み屋街である国分町にも近いので居酒屋も多い印象です。
片平付近だと自転車通学は厳しいので、バイクか地下鉄を利用することになりますが、川内キャンパスに近い大手町の方であれば自転車での通学も可能です。
このエリアも、仙台駅エリアに負けないくらい発展している地域なので、生活で困ることは少ないかと思います。
⑤柏木エリア
柏木エリアは大学病院がある星陵キャンパス周辺の地域です。
家賃は大体5万円台くらいが多いです。
主に医学部・歯学部の学生が多く住んでいます。
しかし、八幡エリアと比べると川内キャンパスや青葉山キャンパスからへのアクセスはよくないので、医学部・歯学部以外の学生にはあまりメリットがないように感じます。
また、医学部や薬学部の学生も、全学教育では川内キャンパスへ通学することになるので、自転車やバイクがあった方がよいでしょう。
周辺はスーパーなども多く、地下鉄南北線も近くを通っているので生活に困ることはないと思います。
目的別 おすすめエリア
とにかく生活費を安く抑えたい人
あまりお金に余裕がないなら、この2つのエリアがおすすめです。
この地域は家賃が安く、安くで入居できる寮も多くあります。
また、食事も自炊中心にしたり、学食や寮などの食事を利用することで、食費も安く済ませることができます。
外食中心で生活したい人
②仙台駅エリア
④片平・大手町エリア
自炊をあまりしたくないなら、この2つのエリアがおすすめです。
このエリアには飲食店がとても多く、外食ばかりでも飽きることなく生活できると思います。
しかし、家賃が高めなうえに通学には地下鉄の定期券が必要になることが多いので、生活費はかなり高くなります。
ちなみに、仙台駅のすぐ近くは少し高級な飲食店が多い印象なので、片平付近の方が安めのチェーン店などが多い気がします。
大学の近くに住みたい人
これは学部によっても差がありますが、多くの学部は川内キャンパスか青葉山キャンパスに設置されています。
また、全学教育科目は川内キャンパスで受けることになります。
大学の近くだと、朝からゆっくり起きれたり、1コマの空き時間でもいったん帰宅できるというメリットがあります。
また、生協のお得なミールカードで朝昼夜の3食を済ませることもできます。
利便性を多少犠牲にすることにはなりますが、大学の近くに住むメリットもたくさんあります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
仙台は全体的にみて暮らしやすい土地だと思うので、ぜひみなさんのご希望に合うエリアを選んでいただければと思います。
各地域にはそれぞれの特徴があるので、みなさんが物件を探すうえでの参考になれば幸いです。