とあるクリエイターの技術日記

大学生クリエイターの趣味と技術についての日記

【新人歌い手必見】歌ってみたのクオリティを爆上げする方法

こんにちは、クリエイターとして活動している白黒です。

歌い手として活動を始めたばかりの方の中には、

歌ってみたのクオリティに納得がいかない。。。


と悩んでいる方がいるんじゃないかと思います。

そこで今回は、歌ってみたのクオリティを簡単に上げる方法について解説していきます。

録音環境を見直す

録音環境は、歌ってみたのクオリティに直結する大切な要素です。

チェックすべきポイントは、

①使用しているマイク
②ノイズが入っていないか
③マイクとの距離は適切か
③部屋の反響音が入っていないか

以上の4点です。

ひとつずつ解説していきます。

①使用しているマイク

マイクは、音を録音するうえで最も大事な機材です。

例えばスマホのマイクで録音しても、残念ながら高いクオリティにはなりません。

スマホのマイクはノイズも拾いやすいので、クオリティを上げたいなら絶対NGです!

歌い手として活動するなら、やはりコンデンサーマイクを使いたいところです。

ここは一番お金をかけるべきところなので、
お金が無い学生さんたちもできればコンデンサーマイクオーディオインターフェースを購入した方がいいでしょう。

②ノイズが入っていないか

ノイズが入ってしまっては、せっかく歌声がよくても綺麗に聞くことができません

宅録の場合は特に、エアコンや扇風機、外からの雑音などに気を配る必要があります。

雑音を出す機器は電源を切り、カーテンを閉めるなどしてできるだけ対策しましょう。

マイクへの振動を防ぐ、ショックマウントなども有効です。

さらに、口からのリップノイズなどを防ぐためにポップガードも使うとよいでしょう。

1000円くらいから売られているので、ぜひ導入することをおすすめします。

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ミックスの際にある程度のノイズ除去は行いますが、
このときどうしても声の成分も一緒に削れてしまいます

そのため、クオリティアップのためには初めからノイズを入れない努力が必要です。

③マイクとの距離は適切か

みなさんはマイクと口の距離は気にしていますか?

正しい距離というのはありませんが、私としては10~20cmに保のがいいと思います。

これよりも近いと、近接効果といって低音が無駄に強調されて「ボフボフ」した感じの音になります。

逆に遠いと、スカスカな音になってしまいます。

ですので、自分で聞いてみながら適切な距離で録音するようにしましょう。

また、一度定めた距離は1曲レコーディングし終わるまで変えないようにしましょう

特にテイクを分けて録音するときには距離が変わりがちなので、注意が必要です。

急に距離が変わると、続けて聞いたときに違和感が出てしまうので、
できるだけ一定距離で録音するといいでしょう。

④部屋の反響音が入っていないか

部屋の反響音は、ミックスの天敵です。

反響音が残ったままだと耳障りな音が聞こえてしまうし、
イコライザーなどで削ってしまうと声のおいしい成分が大きく失われます

また、ピッチ修正の際にも不自然なノイズが強調されやすいので、
できるだけ反響音は入れないようにするべきでしょう。

反響音を抑える方法としては、リフレクションフィルターが最も有効です。

マイクの奥に設置することで、壁に向かう声をブロックしてくれます。

少し高いですが、ノイズ軽減にも使えるのでお金に余裕がある人は導入するとよいでしょう。

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そのほかの方法としては、服などの布をマイクと壁の間にかけて音を吸収する方法です。

多少はこれでも改善されるので、反響音が大きい場合には試してみてください。

ミックスを行う

ミックスは歌ってみたでは重要な工程です。

ミックスをしていないという人は、クオリティアップのために一度きちんとミックスを試した方がいいでしょう

格段にクオリティは上がりますよ!

無償から依頼を受け付けているミックス師さんもいるので、ぜひ頼んでみるといいと思います。

本格的なミックスを求めるなら、ココナラ というサービスがオススメです。

他にはTwitterなどで個人的に依頼することもできます。

その際、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

creator-4696.hatenablog.com

とはいえ、「歌ってみた」で一番お金をかけるべきなのは録音環境です。

レコーディング時の音質が悪いと、いくらミックスにお金をかけても修正はできません。

ですのでミックスよりも録音環境を整えることを優先する方がよいでしょう。

メトロノームを使う

意外と忘れがちですが、録音のときはメトロノームを使うと便利です。

DAWやその他の録音ソフトにもメトロノーム機能はあるので、
ヘッドホンからカラオケ音源と一緒に流しながら歌うといいでしょう。

曲に合わせてBPMを設定して流すだけなので、そんなに手間ではないと思います。

タイミングのずれは、ミックスで修正する際にも違和感の原因になりやすいです。

ですので、録音時にできるだけズレない工夫をするとよいでしょう

テイクを分けて録る

これはすごく大事です。

みなさんは、First Takeのように一発録りでレコーディングしていませんか?

一発録りで完璧に歌いきるのはプロでも難しいことです。

クオリティを上げたいのであれば、パートごとに区切りながら録音を繰り返し、
最もいいテイクを繋げる方がいいと思います。

あるいはフルで歌いたいのであれば、
3回くらい歌い切ってその中から各パートごとに最高のものを切り抜いて合わせる方法もあります。

どちらにしろ、やはり一発録りは避けるべきでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか?

ひとつでも試せるものがあった方は、ぜひ今回ご紹介した方法で歌ってみたのクオリティアップを狙ってみてください!