【新人歌い手必見】失礼の無いミックス依頼の方法
こんにちは、白黒と申します。
突然ですが、歌い手を始めたばかりの皆さん
と困っていませんか?
ミックスを依頼するときは、ミックス師に失礼のないよう気を付けないといけません。
また、きちんとした知識がないと音質の劣化にも繋がります。
この記事では、新人歌い手の方がミックス師にミックス依頼をする際に押さえておきたいポイントを解説していきます。
基本ポイント
まずは、知っておくべき基本的なポイントをお話ししていきます。
送るデータ
ミックス師に送る必要があるファイルは、最低でも以下の2つになります。
- リードボーカル音源(録音データ)
- オフボーカル音源
ボーカルを複数のテイクに分けて録ると、トラックが複数必要になってきます。
これは音楽に詳しくない場合は自分で統合せず、
複数トラックに分かれたままでミックス師に送ったほうがいいでしょう。
下手に切ってしまうと、ノイズが発生したり違和感が出てしまうことがあります。
声が重なる部分もトラックは分けましょう。
また、ハモリやコーラスを録音した場合はこれらも別トラックで送りましょう。
しかし、トラック追加を有償オプションとして設定しているミックス師もいるので、注意が必要です。
キー変更の有無を伝える
録音のときにキー変更を行った場合、どれくらい変更したかを伝えるようにしましょう。
ちなみにですが、大幅なキー変更を行うとオフボーカル音源が劣化するため、
最大でも±5くらいまでに抑えたほうがいいでしょう。
本家の動画のリンクを伝える
ミックスを依頼するときは、本家の動画リンクを基本送るようにしましょう。
ミックス師が知らない曲のミックスを行うときは、
本家の曲調や雰囲気を参考にしながら方向性を決めることがあります。
また、ピッチやタイミングを正しく修正するために本家の曲を確認することもあります。
できるだけリンクを送る方が好ましいですが、
少なくとも曲名を伝えるくらいはしておいた方がいいでしょう。
投稿時にはクレジットを載せる
ミックスを行った音源をSNSや動画配信サイトで配信する際は、
ミックスをしてくれた方の情報を載せるようにしましょう。
クレジットはどのようにすればいいかを尋ねれば、載せてほしい情報を教えてくれると思います。
よくあるのは、ハンドルネーム&Twitterを載せるパターンです。
クレジットを載せるのは礼儀としても重要ですので、
必ずミックスしてくれた方に確認するようにしましょう。
有償でクレジットを書かずに投稿してもいいという方もいらっしゃるので、
どうしてもクレジットを載せたくない場合はオプションでお願いするといいでしょう。
注意点
ここからは、ミックスを依頼するときに知っておくべき注意点を解説していきます。
頭出しをする
「頭出し」という言葉はご存知でしょうか?
頭出しとは、ボーカルトラックの長さをオフボーカルトラックの長さと同じに揃えることです。
つまり、ボーカルのイントロ部分に無音を差し込んで始まりを調整することになります。
これを行わなければボーカルとオフボーカルの位置を合わせる作業が必要になってしまいます。
ある程度タイミングを合わせることはできても、
レコーディング時と全く同じタイミングに調整することはできません。
そのため、トラック全体が少しだけずれた状態でミックスするしかなくなってしまいます。
頭出しは、録音のときと同じタイミングで再生するために必須の作業ですので、必ず忘れずに行いましょう。
エフェクトは一切かけない
これはすごく大事です。
ときどきあるのは、
オーディオインターフェースに搭載されたコンプレッサーやリバーブがオンになった状態で録音してしまっているパターンです。
初めからエフェクターがかかった音源は修正することができないので、
ミックスを断られてしまうこともあります。
ミックス依頼をするときは、絶対にエフェクトがかかっていない音源を送るようにしましょう。
ミックス師の探し方
歌い手を始めたばかりの人は、
「どこでミックス師を探せばいいのかわからない…」
ということがあると思います。
そこで、ミックス師を探すのにオススメの方法を2つご紹介します。
Twitterで探す
これは非常に手軽な方法です。
Twitterで、
**\#mix師募集**
**\#mix師さんと繋がりたい**
などのハッシュタグを使って呼びかけると、ミックス師の方から声をかけてくれたりします。
もしくは固定ツイートや自己紹介でミックス依頼に関して書いている人を探して、
直接DMを送ってお願いしてもいいでしょう。
無償で依頼を受けている方もいるので、お金が無い学生さんなどにはオススメです。
有償でも比較的リーズナブルな価格で請け負ってくれる方も多いです。
支払い方法はAmazonのギフト券を送信する機能やWebマネー、PayPay払いなどが多いですね。
ココナラで依頼する
ココナラ とは、オンラインでやり取り可能なスキルマーケットサービスです。
私が知る限りでは、最もメジャーなミックス依頼の方法だと思います。
ある程度有名なミックス師やプロの方がミックスのサービスを出品しているので、
ハイクオリティなミックスを求めている方にはオススメです。
誰かが出品しているミックスのサービスを購入するか、
「公開依頼」という形でミックス師を募集する方法で依頼することになります。
2022年9月現在、ミックス・マスタリングのカテゴリーは最低価格が3000円になっているので、
Twitterよりは高くなることが多いです。
ですが、新規登録クーポンがもらえたり、頻繁にクーポンの配布があるので、
一度登録してみてもいいと思います。
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私もミックス師として依頼を受け付けていますので、
ぜひ興味を持たれた方は以下のリンクもご覧ください!!
白黒@クリエイター (@4696_Creator) / Twitter
おわりに
いかがだったでしょうか。
歌い手を始めたばかりの方は、ぜひ今回説明したことを参考にしてミックス依頼をしてみてください。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。